サイレント・ニャア～第2章！～ (ページ29)

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A「久しぶり！元気だった？？！」

私はなんだか嬉しくて声を弾ませた。

兄『Aは・・元気か？

病気してないか？

いま、韓国にいるんだってね？』

私は家族には
韓国で秘密の猫カフェの仕事のオファーがきたと伝えてあった。

まさかBTSと関わっているとは
プロデューサーさんからも口止めされていて
言っていなかった。

A「元気だよ！

楽しいよ、韓国。

年明けには日本へ戻るから、

お兄ちゃん

久しぶりに会おうよ？」

すると

また
風の音が聞こえて・・・

お兄ちゃんは答えない。

------------様子が
変だ。

A「お兄ちゃん！？

どうしたの？？！」

兄「・・・A？」

ふいに

明るい声で呼ばれた。

兄「ごめんな。」

？？？

A「・・なに？

どうしたの？？！

何かあったの？！」

お兄ちゃんは答えず

プツリと電話が切れ・・・

以前と同じく
すぐさまかけ直したが・・・

電源が切られて
繋がらなかった。

----------こんなこと
以前はなかった。

明るく温和な

------まるでジンみたいなお兄ちゃん。

今のお兄ちゃんは
まるで雰囲気が違う。

何かが起こっている？

不安だった。