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とろけるような甘い夜がふけていった。




グクに触れられながら



色んなことを考えた。






---------もしも



もしも





グクの元恋人がソヨンさんで




この女優としての仕事が嫌になって






・・・心を病んで





女優をやめてたとしたら。









そのことを
グクが今でも






----------悲しんでいたとしたら。









ソヨンさんに似ている私をたまたま
あのカフェで見つけて声をかけ










こうして
触れながらも








ソヨンさんの面影を私に重ねていたとしたら・・・









グクが
愛しているのは








私の魂ではない。









ソヨンさん







-------そうなのかもしれない。









とか








------------------------

A「・・・あ・・・ぐ・・グク///」

グク「ん・・?



嫌だった?」







今日は

テテとも
仕事ではあるけれど

キスをして







すごく





衝撃を受けていた私・・・。









けど








A「嫌じゃない。








グク・・・



もっと



ちょうだい・・///」






グク「A・・・


俺も




もっとほしい・・・。」









何度も





何度も






こうして口づけを繰り返すたびに






テテの記憶は




消えて







グクの記憶が

私の脳に上書き保存されてゆく・・・。









----------ソヨンさんのことなんて






どうでもいいかなって








思う自分がいると同時に








ソヨンさんじゃなくて






「私」を愛してほしい・・・。








これが
一夏限りの恋であったとしても。








そう願う自分もいた。









グク「・・・!


A、


泣いてる?」





A「・・・。」








私って
なんて



バカなんだろう。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , グク、テテ、ジミン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:life | 作成日時:2017年8月4日 16時

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