シゲキもっとちょうだい？ (ページ27)

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あぁ

なにこれ

やばい・・・。

一瞬がくっと
力が抜けてしまって

脚が震え始めた。

あたたかい

自分のものとは違う

他人の

異物が

口の中に入ってくる・・・。

ふらつく私のカラダを
テテはしっかり抱きしめて

P「カット！」

10秒がなんとか過ぎて

気付いたら

私

--------涙ぐんでしまっていた。

テテはtakeが終わったのに
まだ私の背中に腕をまわしていた。

テテの顔が見えた瞬間

A「///っ。」

私の目から涙がこぼれ落ちた。

P「いいでしょう。

あ、でも、、、

Aちゃん？大丈夫ですか？」

D「少し、休んだ方がいいんじゃない？」

テテの腕はゆるんだが

テテの左手はまだ私の背中に当てられたまま・・・。

テテ「・・・ごめん？

大丈夫？

・・・じゃ、ないよね？」

って

そうだよ。

アンタのせいだよ・・・。

ひどいよ。

私

なんで涙が・・・

テテ「あっちに座ろう？」

テテに導かれて

私とテテはスタッフ用の椅子に並んで腰かけた。

テテ「A・・・ごめん？」

さっきまでのいたずらっ子テテはもういない。

心配そうに
私の背中を撫で続けるテテ。

いや、

悪いのは完全にアンタなのに

なぜ

アンタにこんなに
私は
癒されるのだろう？

不思議な気持ちだった。