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P「ダメです！
ダメ、ダメ、ダメ！！！」
ついにPのご機嫌が(汗)
A「すみません------。」
もう
私
泣き出しそうだった。
できない。
どうしても。
いい演技が。
D「疲れてるのかな？
じゃあ、、、
Aちゃん、そこ座って休憩して。
テテ単独の撮影だけやろうか。」
気を遣ってくれるDにも申し訳ない。
D「あー、泣かないでいいよぉ。
よく頑張ったよ。
休憩ね？」
情けないのと
悔しいのと
恥ずかしいのと。
色々・・・。
P「じゃ、テテ。
テテだけのシーン撮るよ。」
テテ「・・・ほい。」
テテのシーンはほんの数秒のシーン。
スマホを見てオトコたちをあざ笑う「わたし」
を
影でじっと見て狙ってる
ワイルドなシーン。
指で
唇を拭って
色気たっぷりのテテ。
まて。
下手すりゃ
わたしより
セクシーだ(汗)
P「カーット！
オッケー！
確認して。いいの撮れたと思います！」
一発オッケーか。
はあ、
結局
私が足を引っ張っている。
焦り始めた。
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撮影が終わって
地下の事務所に一旦戻ったら
グクと会った。
グク「！
どうしたの？
A。」
コーヒーを飲もうとしていたグクの手が止まった。
グク「泣いたの？
化粧、はげて
パンダみたいになってる。」
最低(泣)
グクの言い方もストレートだな。
A「暑かったから。。。
汗で化粧も落ちちゃう。
あはは・・・。」
こんな誤魔化しも通用しない。
グク「うまくできなかった？」
嘘をつく演技力もないんだな、わたし。
グクはバッチリ見通してた。
A「うん。。
今日も下手くそで
Pに怒られちゃった・・・。」
グクは沈んでる私をみて
ぷっと笑った。
A「おかしい？」
グク「ううん。
ごめん。」
グクははにかんだ。
グク「かわいいな、って思って。」
う、
撃たれた/////
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作者名：life | 作成日時：2017年7月30日 1時
