take1 ページ12
D「おはようございます！」
今日は撮影当日。
撮影用のスタジオへ
グクと私とカツラDだけで車移動。
早朝だから？
グクは少し眠そう。
スタジオに着くと
30代後半くらいのイケメンの男の人が待ち構えていた。
30男「おはようございますーディレクター。
あらーん、ぐうちゃん、今日は少しおねむかしら(笑)」
って
オネエ！？(汗)
イケメンなのに(汗)
グク「メイクさんのドンゴンさんだよ。
ドンゴンさん、こちらがA。」
30男ドンゴン「あらーん、本当だ！
ソヨンちゃんをちょっと小さくして
甘くした感じね ！
かわいい♡」
A「・・・よろしくお願いします。」
ドンゴン「今日はバッチリ小悪魔メイク！
してあげるわよ！」
てなわけで
私もグクもメイクルームへ。
先にグクのメイクが終わったようだ。
メイクしたグクは
男らしいんだけど
神々しくなって
すごいカッコイイ・・・。
チラッと見えて
思わずドキドキ。
ドンゴン「さ、Aちゃんも可愛くするわよーん！」
鏡。
みるみる変わっていく私の顔。
プロの韓国人のメイクさん。
やっぱり上手い。
出来上がった私は
清楚なんだけど
小悪魔を隠した賢そうな女の子に。
撮影現場に行くと
ベッドが置いてあって
グクの最初の1人ベッドで目覚めるシーンの撮影始まっていた。
ベッドの上で
シーツを撫でて
悲しそうにしているグクの姿。
あまりにも妖艶で------。
思わず見とれてしまった。
D「いいね〜、グク。
そうだな。回想シーンには恋人とベッドで仲良くお互いに愛し合うシーンも
加えようかな。
その方がもの悲しさが増すよね？
3秒くらいのシーンで入れようか？
どうですかね、プロデューサー？」
P「いいですね。」
D「というわけです、
Aちゃん！
準備して？」
------ぇえ！！？
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作者名：life | 作成日時：2017年7月30日 1時
