・YOU ページ8
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20XX年 10月3日。
今回つかまえたばかりのテヒョン君。
彼の身体検査が終わった。
なんか
携帯みて
すっごい落ち込んでたけど・・・
嫌な連絡でもあったのかな。
考えてみたらかわいそうよね。
家族だって
息子が犯罪者呼ばわりされてやりきれないでしょう。
気に病んで自ら命を絶つ人もいるらしいし。
私自身
このプレカン制度には否定的なんだけど・・・。
ふと
テヒョン君が心配になって
こっそり彼の部屋を訪ねてみた。
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彼はベッドに横たわって
泣いていた。
テヒョン「!
・・なんだよ。
何しに来たんだよ・・・。」
彼と目が合った。
A「ごめん・・・のぞくつもりじゃ・・・。」
テヒョン「のぞいてんじゃん。
ほっといてくれって言ったろうが!!」
今私を見る彼の目は
恨みたっぷりで
まさに
「殺人鬼」の目つきだった------------。
やっぱり
未成年でお酒も飲んでるみたいだし
見た感じも派手だし
この目つき。
検査の結果は正しいのかもね・・・
同情は危険か。
A「失礼。」
私が出て行こうとすると
隣の部屋から気配-------------。
そっとのぞくと
A「ジミン君・・・。」
私を見つけて
笑顔のパク・ジミン君だった。
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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時