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20XX年 11月21日。夜8時すぎ。
A「なに?
また私の肌が恋しくなったの?」
私のこの言葉に
ジンの目が一瞬ピクリとなった。
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ジンとの交際期間は2年ほどだった。
私がプレカンの警官、医務官になったころから
私たちの距離は遠のいていった。
別れ話を切り出してきたのは
ジンの方だった。
ジン「君は強すぎて
かわいげがない。
少し距離を置きたい。」
医師免許を持っていないにも関わらず
エリートの道を歩んだ私に仕事上の「嫉妬」が生まれたのか?
男は常に女の上に立ちたがる。
身勝手な理由で
ジンは
私を捨てた。
------はずだった。
それが
急になによ・・・。
自分も医務官になれたから「同等」って思った?
心に余裕が出来たところで
人肌恋しさに
また
私を利用するの?
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A「図星?」
ジンは
予想外のことを言った。
ジン「ああ、そうだよ。」
!!?
ジンは否定すると思っていた。
『違う!カラダ目的なんかじゃない!』
って・・・。
ジン「僕は
男だよ?」
ひらきなおった??!
ジン「男は・・・
愛する女を
抱きたいもんだよ。」
!!!
ジン「他の男に抱かれるなんて・・・
考えたくないんだよ!!!!
それがわかったから、、、
Aを愛しているってわかったから、、、
やり直したい!!!」
やめてよ
また
本気にしちゃうじゃん・・・
A「嘘つき。」
ジン「嘘じゃない。
だから、
A!!
僕だけのものでいてくれ!!!」
そう言われて
抱き寄せられ
唇を奪われたら
・・・・墜ちて行ってしまうじゃない・・・。
ジンに触れられれば
もう・・・
ジン「A、
今週末
休みだろう?
僕も非番なんだ。
僕の家においで?
久しぶりに君の好きなアップルパイ焼いてあげるよ。」
小さくうなずくことしか
出来ない。
制御不能。
Lost control・・・
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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時