ふたりあそび＊＊＊＊ (ページ10)

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土曜日の朝3 ページ10

ジミン君がハンミの弟だとわかってから

一気に親しみがわいてきて

しばらく立ち話をしていた。

ジミン君は

わたしをハンミが撮った写真の中でしか見たことなかったらしいけど、

なんとなくわたしだとわかったらしい。

A「今度、ジミン君の美容室おじゃまする！」

ジミン「え～、ほんとう？(笑)

そうですねぇ、

イ先生はもう少し髪の色明るくした方が似合うかもですね(笑)

お立ち寄りの際は是非～！」

と言ってお店のカードみたいなのを渡された。

ハンミの弟くんの売り上げが
少しでも
ハンミの治療費にまわりますように。

そんな気持ちだった。

ジミン「あ、先生。

外は雨ですよ？

かさ、

かしましょうか？」

！

A「あ、、ああ、大丈夫。

これくらいの雨なら(笑)」

てか、
傘

買ってあげよう。

わたしが傘を買おうとしたら

ジミン君は

-------傘を持ってきてくれた。

ジミン「これ姉ちゃんの。

いいですよ。使ってください(笑)」

とびきりの笑顔だった。

A「・・・ありがとう。

今度、またお見舞い行くから。。。」

わたしが店の出口でふりかえると

ジミン君はまだ笑顔でこちらを見ていて

ぺこっと軽く会釈した。

ほんと

いい弟くんだ。

わたしは晴れやかな気持ちで傘を広げ

一端自宅へ戻ることにした。