月曜日の夜 ページ45
-------月曜日の夜---------
テヒョン「ただいまー、A。」
いつものように
テヒョン君は
わたしの部屋にきた。
最近はすっかりマンネリ化して
「ただいま」とか、
まるで自分の家のように言って入ってくるようになっていた。
A「・・・おかえり。」
テヒョン君は
いつも
この部屋では「デレ」だ。
わたしにすり寄って甘える。
でも
週末に起こった出来事を
今夜
伝えなくてはならない。
テヒョン君が大切なヒトだからこそ
きちんと
--------ふたりきりで。
テヒョン「今日は寒いねA。」
テヒョン君はいつものように
いつものソファにわたしと仲良く並んで腰かけた。
一枚のライオンの絵の描いてあるかわいいブランケットを
ふたりで膝にかける。
わたしは
--------痛かった。
なにも
告げたくない。
この現実を
わたし自身が受け入れたくない。
でも、
テヒョン君は
わたしから何か感じ取ったのか-------。
テヒョン「・・・どうした？
今日、
なんか変だぞ？」
わたしのおでこに手をあてて
テヒョン「熱でもあるかな？」
って。
言えない。
言いたくない。
でも、
言わなきゃ--------。
A「テヒョン君・・・。」
テヒョン「？」
A「お別れ
-----しましょう。」
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作者名：life | 作成日時：2017年6月26日 16時
