密会 ページ42
翌日。
時刻夜7時半。
わたしは□□というきれいなレストランに向かう準備をしていた。
メールには
具体的な今日の用件は書かれていなかった。
しかし、
もし結婚の話が出たら、トラブル無いようにしないと。
相手は社長。
有名な食品会社。
敵に回すときっとろくなことはない。
相手は金持ちのボンボン。
ワガママで自分の意見なら何でも通ると思い込んでいるはず。
マンションの玄関に出ると
見慣れない車------。
窓があく。
A「！
ナムさん！！」
ナムジュン「よ！」
どうやらお迎えにあがったようだが。。。
A「なんで！？わたしの家、、、、知ってるんですか？！」
ナムさんはわたしに車に乗るように合図。
ナム「まあ、こちらも色々ありましてね？
しっかり、見張らせて頂きましたって感じ？」
！！！
思わず周囲を見回した。
ナム「じゃ、今から□□行きます。」
--------これ
怖すぎる。。。
□□につくと
今日は
ボディガードの男二人を後ろに従えたちゃみ社長が
玄関で待っていた。
ちゃみ「お疲れさん！
まってました。」
いつ見ても
高そうな服着てきらびやかで
超イケメンですね。--------
で、
いつものごとく
ボディガードの２人、ナムさん付きでぞろぞろと食事に向かう。
ちゃみ社長はワインを２つオーダー。
ワインがきたところで
いきなり本題に------。
ちゃみ「もしかすると、先にご両親からきいたかな？」
ちゃみ社長は
頭をかいた。
A「なんですか？」
ちゃみ社長は
ずずいと前のめりになった。
ちゃみ「Aちゃん、
結婚しよう！！」
驚かなかったが・・・。
本気で言っているのか？！
A「え、、、、あの、、、、
わたし達、付き合ってましたか？？？？」
ちゃみ「じゃ、結婚前提で
付き合ってほしい！！」
！！！！
相手は
ふざけているようには見えなかった。
いたって真剣な顔だった。
ちゃみ「僕は、、こんなでしょ？
誰も相手にしてくれないわけ。
どうせ金持ちのボンボンだろ？とか。
金持ち、金持ち、って何かにつけて金目当ての人ばかり。
俺は金じゃねえ！俺は人間です・・。」
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作者名：life | 作成日時：2017年6月26日 16時
