ふたりあそび＊＊＊＊ (ページ36)

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美しい夏休みページ36

それから夏休みは忙しかった。

ちゃみ社長の護衛バイト。

夏休みは結構回数があって

5、6回行った。

大学には、就活でーすとか言って。

行くたびにちゃみ社長やナムさんと仲良くなって

だんだん住み慣れた大学より

チェガンフーズを「家」と感じるようになっていった------。

8月に入って

テヒョン君、グク、ジン君、ジン君のお友達のミン・ユンギ君と

草スキーに行った。

とにかく楽しくて

まるで大学生同士のようにはしゃいだ。

ハンミは体調が安定。

一時退院が許され、

この時もスキーのメンバーでジン君の家でみんなでご飯を食べた。

わたしの誕生日には

テヒョン君はもちろん

グク、ジン君、揃ってお祝いしてくれた。

こうして

まさに夢のような夏休みが終わった------。

夏は過ぎ

秋の気配を感じ始め。

わたしは

ふと気づく。

テヒョン「どうした？」

A「！

ううん。

なんでもない。」

8月の最終日。

わたしとテヒョン君は2人で花火を見に来ていた。

とても人が多くていい場所は取れなかったけど(笑)

こうして一緒にいるだけで

幸せ。

幸せなんだけど------

かわらない。

かわらないのだ。

テヒョン君は相変わらずわたしの家に来るし

こうやって2人でデートもするし

キスも

する。

でも、それ以上はなくて。

ジン君やグクと一緒にいるときは

以前と何もかわらなくて。

だんだん

わからなくなってきた。

テヒョン君は

本当にわたしと付き合ってる感覚、、、あるのかな？

そして

わたし自身の「好き」の感覚も

------本物なんだろうか？

すべて

幻。

そうなんじゃないか。