お見舞い ページ27
それから
学生さんたちは7月の試験期間に入った。
実習は夏休み明けまでなし。
草スキーはジン君のお友達の事情でやや延期となったが。
わたしの秘密の手帳のスケジュール。。。
------今週末の土曜日------
★★ライブ
書かれている。
ああ、初のライブ。
楽しみ!
チケット取ってくれたテヒョン君
マジありがとう!!
今日は金曜日だがそういうことで午後なにもないので
ハンミのお見舞いに。
------病院------
A「!
あ!!」
ハンミ「おー、Aちゃん!」
髪色が
かわった?
元気そうなハンミの姿。
そして
ジミン「こんにちはー。」
弟のジミン君も来ていた。
ハンミ「聞いたよ。
ジミンとコンビニで出くわしたそうね(笑)」
病室が一層明るくなる。
A「髪、染めたの?」
ハンミ「ううん、これね、カツラ(笑)
ジミンは美容師だから
ウイッグもエクステも持って来てくれるの(笑)
いいでしょ?」
ああ、
薬の副作用で
ハンミの髪は------。
ドキッとした。
ジミン「イ先生もいい髪です〜。
コシが強そう。
パーマかかりにくいかなぁ。」
どんな時も
明るい家族。
素敵だな。
ハンミ「最近、できた薬があるじゃない?
あれならもっと副作用も少なく
いろんな癌に効くかもしれないけど。
------うちはとてもそんな薬で治療するお金はない。
髪は抜けるけど
この抗がん剤も効くらしいし。
こうやってカツラで遊ぶのも悪くないなって(笑)」
!
例の超高額の抗がん剤のことだよね。。。
ハンミの家の事情。
高額な医療費を払える状態では
ないのだ。
ハンミのために何かできないか------。
ハンミ「そうだった!
で、
最近どうよ?大学は?」
いつものように明るく話題を変えられた。
ハンミ「あのクソ上司は
まだ元気にやってる?(笑)
Aちゃんならなんとか丸め込んで昇進して
来年度も教員続けられるんじゃない?」
A「それは、、、、
ないかも。」
ハンミは
ピリッとした。
ハンミ「え、、、。
じゃ、
チェガンフーズ?」
なにも知らないであろうジミン君は少し退屈そうだった。
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作者名:life | 作成日時:2017年6月26日 16時