ふたりあそび＊＊＊＊ (ページ20)

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実習１３回目ページ20

------金曜日の実習13回目------

テヒョン「あ？マジか。」

ジョングク「先生、、、。」

ソクジン「・・・。」

今日も私たちは集まっていた。

A「ということで、、、

わたしは来年度は、ほぼ確実にここにいない事が決定しました。。。」

すごい空気になった。

ジョングク「そうなんですか・・・。」

テヒョン「ふん。」

ずっと黙っていたジン君。

ソクジン「結局、、、

先生自身は

この仕事、、、どう思われてるんですか？」

ジン君は真剣な目でじっとわたしを見た。

A「それは、、、。」

それは

ここでの仕事は

辛い面が多い。

相変わらず仕事は鬼のように与えられるし

その割に安月給だし-------。

歳の近い同僚たちは趣味もあわないし

変な奴ばっかりで汚れていて

唯一気の合っていたハンミまでもしかしたら失うかもしれない。

寂しくて

辛い空間。

でも、

３人をのこして

去るのは-------。

とか、

いい教師ぶった考え。

あんだけ「ギリギリあそび」しておきながら

思ってしまう。

結局--------

わたしは

３人とも等しく

「大好き」なのだ。

生徒として

そして

わたしを慕ってくれる

まだ心が汚れていない

大切なヒトとして-------。

A「あのね、、、。

信じてくれないとは思うけれど

わたしは

みんなが

大好き。」

その瞬間

３人の視線が一斉にわたしに向けられた。

わたしは

涙ぐんでしまった-------。

A「仕事は辛くて

わたしと歳の近い人たちには冷たくされたりもして

ここは、いやだ。

でも、

みんなと一緒に過ごせて

幸せなの-------。」

気付いたら

３人とも

わたしの近くに来ていた。

３人とも
やさしく微笑んでくれていた。