押してダメなら ページ29
ソクジン「どうぞー。ようこそ。うちへ！」
ジン君のアパート。
1Kの小さな部屋。
A「失礼しますー。」
ハンミ「お邪魔するよー！」
掃除した、とはいえ
無駄なものが１つもない部屋だった。
例えば、小物とかぬいぐるみとか
そういうのが一切ない。
色もシンプルな家具ばかり。
ジン君の「趣味」が見えないが
ハイセンスな部屋だ。
こういう部屋の人間は
人付き合いも計算高く無駄がない傾向。
すなわち
自分の得になる人としか
交流しない------。
なんか冷たそう。
って
また人の欠点探し(汗)
悪い癖。
ソクジン「ごはん作りますからね。
その辺でゆっくりしててください。
部屋が狭いから
物も最小限で。
何もないですけど。」
ハンミ「えー、でもうちの彼氏の部屋よりずーっといい。
あいつ、全然片づけないから、、、
後始末私ばっかし。
ね、A ちゃん？
お部屋の管理できる人、
素敵よね？」
チョンとわたしに肘打ちするハンミ。
A「あ、、うん。。。」
ジン君は笑顔。
せっせとご飯の支度。
ジン君は床に座って
肉を切り始めた。
A「わあ、豪快！」
ソクジン「最近、暑いでしょ？
今日はスタミナ料理、先生のために
ご馳走しますね！」
シェフだ。
素敵じゃん。---------
ジン君の御飯。あっという間にできた。
見事なシェフっぷり。
こんな人がもしも
わたしの旦那さんだったら
毎日仕事から疲れて帰ってきて
『A、お疲れ様。今日も御飯作ってるよ。』←妄想
とか・・・
幸せだろうなぁ。。。
なんて。。。(汗)わたしはバカか。
ソクジン「先生、食べて、食べて！」
わたしがぼーっとしていたら、
ジン君はさっさとわたしの器を取り上げて
御飯をついでくれる。
ハンミ「いたれりつくせりね〜。
いいね。イ先生、ソクジン君に愛されてるね〜(笑)」
A「やめてよ、、、パク先生(汗)」
ジン君は
変な事を言った。
ソクジン「この間押しすぎちゃったから
今回は
引いてみました(笑)」
---------。
ん？！
それって
どういう意味！？
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作者名：life | 作成日時：2017年6月9日 23時
