ふたりあそび＊＊ (ページ8)

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帰り道ページ8

帰り道の電車の中。

明日は土曜日。

手帳を開くが

相変わらず

予定は真っ白。----------

何か変わったようで
変わらない毎日がこうして過ぎていく。

いつの間にか

歳を重ね

気付いたら

---------命がつきる。

そんな恐怖をふと感じた。

モヤモヤしていたが・・・・

わたしは

意を決して

ジン君に
一通のショートメールを送ろうと決心した。

イ・Aジン君。大丈夫?元気だったら連絡ください。

だって

自分のせいでもしも

彼が傷ついて

ふさぎこんでいたら-------。

そして

わたしを本当に

好きで

わたしに想いを告げてくれたのであれば

それを拒むなんて

わたしにとっては

やってはならないことだったのかもしれない。

先週、もし

彼の言葉を受け入れていたら

わたしの手帳の週末は

もっと黒くなって

わたしの日記帳には

思い出がどんどん詰まっていったのかもしれない-------。

自分で自分を孤独にしただけ。

余計な思い違いで。

もしそうだとしたら------。

わたしは何度もメールを確認した。

だけど

ジン君からの返事は

この日

わたしが眠りに着くまで

-----なかった。