恋をされても恋をされても・・・ (ページ44)

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引力ページ44

その時のジョングク。

なぜか穏やかに微笑んでいた------。

テヒョン「隠していて、、、、

ごめん！！！！」

そう言い捨てて

慌てていた俺は荷物を抱え、

楽屋を走って出た。

ジョングクのやつ、、、、

意外と冷静だったな。

笑っていやがった。

なんだよ。

------余裕かよ。

日本行きの飛行機を待つ。

俺は空港の搭乗口で

ポケットを探った。

あれ、、、、。

ペアリングが

ない！

慌てて出てきたせいで

どこかに忘れたのか。。。

最低だな、俺------。

搭乗の時間までまだ1時間ほどあった。

一軒のジュエリーショップが目に入って

俺は

まるで引力のように

そこへ------。

その後、
俺は飛行機の中でずっと考えていた。

このままAに会っても

Aは許してくれないかもしれない。

でも、

俺は誠意を伝えたかった。

愛し方が不器用な俺。

そこで

俺の頭に

あの歌が------。

『愛しても愛しても

届かない想いがある。

恋をしても恋をしても

閉ざされた扉がある。

それでも私は叫びたい。

あなたの帰る場所は

失われても

私が新たに作るからと--------。』

涙がとまらなかった。

必死に目頭を押さえていたら

メールが届いた。

Aいつもの空港のカフェで待ってます。

！

今までは
直接Aの家かスタジオで待ち合わせだったのに

今回はAの方から

あえて

オープンスペースで会うことを要求してきた------。

つまり、

もうAの中では

俺との仲は終わっている。

そう言いたいのかもしれない------。

テヒョンわかりました。あと30分ほどで着きます。

返信して

俺は唇を噛んだ------。