判明 ページ43
テヒョン「悪いな。
どっか行ってたんだろ?」
俺が電話をかけたものだから、
外に出ていたジョングクは楽屋へ戻ってきた。
ジョングク「いやいや、そんなたいして遠くまで行ってないから。
それより
言いそびれたことって?」
心配そうな顔で俺を見るジョングク。
こいつ、
本当にいいやつなんだよ。
俺がAと付き合っていることを隠していたせいで
俺はジョングクも裏切っていたことになる。
でも、
言わなきゃ。
遅すぎるかもしれないけれど------。
テヒョン「実はな、、、、
Aは、、、、」
と、
この絶妙なタイミングで
俺のスマホが鳴った。。。
相手は
A!
ジョングク「電話だろ?
出ていいよ?」
テヒョン「ごめん。」
俺は席を立ち、
小走りに廊下に出た。
テヒョン「もしもし、A!?」
A『うん。
電話、した?』
俺はこの一瞬でいろんなことを考えた。
もうAの心は完全にジョングクの方に行っているかもしれない。
そこで
怒鳴っても、
俺にだって非がある。
あんまりだ。
でも、
Aの心をもう一度なんとか取り戻したい。
感情はメチャクチャだった。
テヒョン「A!
愛してる!!!!」
長い沈黙------。
俺はもう涙目だった。
すると
Aの小さな声が聞こえた。
A「ど、、、、どうしたの?急に。。。」
俺は必死だった。
テヒョン「今から、、、、、
今すぐ日本へ向かう!!」
この後アイドルの方のスケジュールがあるにもかかわらず
俺は後先考えずに叫んでいた。
A「え、、、、。な、、、。」
テヒョン「とにかく、、、行くから!!!」
俺は電話を切ると
今度は楽屋に。
俺のただならぬ様子に驚いたジョングクは立ち上がった。
ジョングク「どうした!?
何があったの?!」
テヒョン「今から、、、、、
急遽日本へ行く!」
ジョングク「!!!!」
テヒョン「マネージャーには、この後のスケジュールは体調不良で休むと伝える。
いいか?」
俺は荷物をまとめながら言った。
テヒョン「あのな、、、、ジョングク。」
困惑した様子のジョングクに
俺はようやく告げた。
テヒョン「Aは------
俺の大切な彼女なんだ。------
俺たち
付き合ってるんだよ。」
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作者名:life | 作成日時:2017年5月19日 19時