ドライブ ページ33
翌日。
私達は海を目指して車を走らせていた。
海なんて
最後に見たのはいつだろう。
幼いころだった気がする。
好きな音楽を大音量で鳴らし、
窓を開けて
風をあびて走る。
運転はグク。
グク「もうすぐ着くよ。」
A「そうだろうね。
潮の匂いがする。。。」
磯の香り。
海はまだ見えないけれど
香って来る。
このドライブが
普通の楽しい旅行だったら
どんなに幸せだろうか。
ドライブしながら
私の意識は
「あの日」へとドライブしていった。
-------高校生の時。
私はマサキと付き合っていた。
マサキは恋人というより
とっても仲良しの友達の延長という感じだった。
受験生になると
よくマサキは私を頼って一緒に勉強したっけ?
あの頃はあの頃で楽しかった。
めでたく大学に入学出来て
私はマサキともっと楽しい未来を歩むはずだった-------。
しかし
マサキは
大学入学後3か月ほど経過したある日
マサキ「A、俺達
おわりにしよう。」
突然別れを告げられた。
A「なんで!?」
私
信じられなかった。
マサキと私は不仲な雰囲気なかった。
カラダの関係こそ
長く付き合っている割にはなかったが
よく一緒に遊びにいったし、
仲良かったから。
マサキ「う〜ん。別にAのこと嫌いになったわけじゃないんだけど。」
???!
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作者名:life | 作成日時:2017年3月18日 10時