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決意 ページ17
私は
意気込んでいた。
ボスの事務所を退職する------。
心に決めていた。
ボスは
私にいつも言っていた。
私に寄ってくる人間はみな
なにか
根端がある者ばかり。
私を利用しようとする者ばかり。
それが世の中だと------。
そして
ボスだけが
私の味方だと------。
でも、
そんなの嘘だ。
もしも本当に
ボスが
私の事を思いやってくれているなら
「身体を売れ」だなんて言うわけがない-------。
グクは
私にこう言ってくれた。
------「他の男に
触れさせないで------。」と。
これが
真の愛情ではないか？
私は
グクを信じようと思った。
図書室で一人考え込んでいたが、
決めた。
私は次の講義に向かうため図書室を後にしようとした。
その時
背後から
呼びかけられた------。
「A？だよね？？」
この声は-------。
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作者名：life | 作成日時：2017年3月18日 10時
