30 脱出 ページ30
A 「え!?
超生物は
ハリボテって、、、。」
私は驚いていた。
JM 「北と休戦状態の韓国では中学校から軍事訓練があるんだ。
教官が言うには
北の超生物の噂は嘘だって。
遺伝子組み換えの生き物で見た目すごいけど
ウイルスなんて吐き出さない。
ただの脅しだって話さ。」
A 「それ、、、信じていいの?」
KN 「わからない。
正直。
でも、昼間は少なくとも爆撃がおさまる。
移動するなら昼だ。」
すこぶる不安だったが、
コリアンのみんなを今は信頼することに。
健人は私たちを横目で見ながら
脱出の支度をしていたが、
一言も話そうとはしなかった。
夜が明けると私たちは一斉に地下鉄目指して進んだ。
一面焼け野原かと思いきや、
頑丈に作られた日本の建物は全壊をほとんどまぬがれていた。
私の肩をしっかり抱いて進むジミナ。
私は一緒に走りながら
その温もりをたしかに感じていた。
地下鉄の入り口が見えた。
超生物らしき生き物の気配を感じたが、
私たちは一目散に入り口を目指した。
JM 「立ち止まるな!
最後まで走れ!!!」
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作者名:life | 作成日時:2017年3月9日 14時