27 恐怖! ページ27
足を痛がっていた慧。
慧「あ!イヤホ繋がったよ!」
慧のイヤホも回復し
ハンディプロジェクターを使って壁にニュース速報が映し出された。
ニュース「北朝鮮が攻撃を行いました。
ミサイルは東京都心に3発着弾した模様。------」
健人「マジか、、、、。」
斎藤「俺たち、夢見てるわけじゃないよな。。。」
今朝見た悪夢であって欲しかった。
ニュース「ミサイルの1つは
超生物兵器と見られます。
地下室、シェルターの中の皆さん、
絶対に外に出ないでください!!
落ち着いて救助隊の到着をお待ちください。」
超生物兵器とは
組み替え遺伝子で作られた最強の化け物を地に放つ兵器。
この生物はウイルスと動物、そして
人間の遺伝子が混ざった究極の悪魔と言われていた。
いわば人間並みの知能を持ったウイルス兵器である。
そんな恐ろしいものがばらまかれているなんてひとたまりもない!!
藤森「ここは完全防護シェルターかい!?」
A「確かそう。
この間避難訓練で言ってたから。」
健人「外に出たら、、、
死ぬ。」
私は本当に怖かった。
人は本当の恐怖を感じると
黙るらしい。
いま、地下室は静かだった------。
私のイヤホからきこえてきた声------。
JM 『A、今地下道の真ん中まできた!
もう少しだよ、
待ってろよ!』
ああ、ジミナの声がどんなに心強かったか!
A「ありがとう。
ジミナ、
気をつけて。。。」
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作者名:life | 作成日時:2017年3月9日 14時