20 芸術 ページ20
私は痛む腰をかばいつつ、急きょ配置後ろに。
最後までダンスを気にしていた慧を気遣うジミナ。
そして、
JM「A、辛かったらいつでもリタイアしろよ?
今日は本番でもないし。
な?」
私にも優しい言葉。。。
とりあえず私は今涙が出そうなくらいうれしかった。
もう口をきいてくれないんじゃないか。
そう思っていたジミナが、
話しかけてくれたから。
A「大丈夫だよ。ありがとう。」
ジミナは細い目で笑ってくれた。
音楽が始まる。
スローテンポの優しいメロディー。
ユンギさんのラップ。
ステージ下の一番近いところに敢えて陣取る金爆メンバー、
嫌でも目に入る(汗)
特に、白塗りのお面みたいなやつ。
徹底的な嫌がらせか!?
集中、集中。。。
ジミナと慧がからむダンスの振付。
うまくいった!
慧の顔が一瞬ほころんだ。
私は思うようにダンスができなかったが、
無事終了した。
結果は
監督「サウラビ、
80点です!」
その時、、、、
鬼龍院「さすが!!Aちゃんー!!!」
あいつ大声で叫びやがった!!!
すぐに飛びかかったのは
ジミナ!!!
JM「タケルくんのニックネームです!!!みなさん!!
タケルくんは女の子みたいにかわいいから、
こいつがわざと呼んでるだけです!!」
ジミナは必死に鬼龍院の口をふさぐ。
監督があやしげに私とジミナを交互に見ていたが、
なんとか難をのがれた。
JM「あのバカたれストーカー!!
まじでいかれてるな!!」
激しい感情をあらわにしたジミナだが、、、
必死に私を守ってくれた。
ますます胸がきゅんとした------。
とにかく、、、よかった。
点数も目標に達した。。。
よかった。
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作者名:life | 作成日時:2017年3月9日 14時