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テテはジミンにサッカーボールを渡すと
TH「わりい、今日は俺、サッカーいいわ。他のみんなでやって！」
JM「え？あ、そう。じゃ、また！！」
ジミンはみんなが待つ運動場に走って行った。
A「いいの、、、？みんな、待ってるんじゃない？」
TH「A、図書館いかない？」
A「、、、え？」
実は
わたしは
------本を読むのが好きではなかった。
本読んでるくらいなら、
テレビ見てたい！！
ってタイプ。
でも、まあ、テテもわたしのこと
そんな『イメージ』でとらえてるのかな、、、と思った。
なんだろう。
いわゆる
がり勉タイプ、、、。
TH「うかない顔だなー。」
テテがのぞき込む。
A「いや、いいよ。。。
図書館、いこうか？」
テテはにひっと笑った。
図書貸し出しカードを持って、ふたり校内の図書館に向かう。
テテは図書館に入ると、小説コーナーへ向かった。
鼻歌を歌いながら、本を探している。
わたしは本に興味がないけど、
なんか、
興味のある「フリ」をして。
せっかく誘ってくれたテテに悪い気がして。。。
だけど、
賢いテテはちゃんと気づいていた。
TH「本、あんまり好きじゃないだろ？」
A「えっ、、、、。」
TH「あたり？」
A「、、、、。」
TH「じゃあ、、、、やっぱり外で遊ぼうぜ！」
本をしまって、
テテは再びわたしの腕をぐいとつかんだ。
TH「昼休み、まだあるし。
裏の池のあるとこ、行ってみよう！！
この季節、池の中、なんか生き物がいるらしいから！！」
テテの作り物ではない笑顔。
わたしは、
すごく
嬉しかった。-----
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作者名：life | 作成日時：2016年11月23日 16時
