勝負 ページ34
それから、テテはよくわたしに話しかけてくるようになった。
私が絵を描いていたら、
テテがきた。
TH「まーた、ひとりで絵なんてかいて。妄想中ですかーー?」
みんなはわたしの絵をみて
「すごい」とか
「上手」とか
言ってくれるのに。。。。
なによ!!あんた!!!?
バカにされている気がして、わたしはキッとテテをにらんだ。
TH「お〜こえ〜!!お前そんな顔しないほうがいいぜ?」
A「うるさいね!!!もう!!いちいち、なんか恨みでもあんの!??」
テテは余裕だ。
この子、ちょっと違う。。。
言い争う私たちを見ていたジミンがあきれ顔でつぶやく。
JM「君たち仲いいねえ。」
わたしもテテも、え!?って顔でジミンを見て
お互いを見た。
おかしくて私が噴き出すと
テテも
笑った。
-----------
ある日、算数の時間。
テテは算数が得意だった。
わたしはどの科目も平均的に成績が良かったのだけど、
算数は何度かテテに負けていた。
この時間は、計算が早く終わった子から休み時間♪というルールだった。
またテテがやってきた。
TH「A!勝負しようぜ!!」
おお、いいよ、いいよ?
A「いいよ!勝負!!」
これが何だか楽しかった。
この
『勝負ごっこ』。
この日もテテが先に終わって、テテが勝負に勝った。
わたしは悔しかったけど、
この遊びのようなことを通してテテと関わることが楽しかった。
友人A「テテ君とAちゃん、頭いい人同志いいねー!!」
友人B「仲いいねえー!!うらやましい!!」
周りから冷やかされるのはわたしは嫌だったけど、
テテは全く気にしていない。
わたしたちは、いつの間にか
毎日のように一緒にいて
一緒に勉強して
一緒に遊ぶようになっていった。-------
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作者名:life | 作成日時:2016年11月23日 16時