生き残らなければ------あなたが一人のわけ2 (ページ33)

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出会いページ33

テテとわたしの出会いは
わたしたちが10歳の時だった。

まだ小学生(笑)

テテは転校生としてわたしたちのクラスにやってきた。

TH「キム・テヒョンです。よろしくおねがいします。」

テテは、にひっと笑ってお辞儀した。

第一印象。
いい顔だな。

だった。

10歳というと子供のようだけど、
結構大人で(笑)

顔がよかったテテはすぐに女の子に囲まれた。

わたしは
こういうのが嫌いで、

みんなとは交わらず

教室の隅で絵を描いて遊んでいた。

テテは勉強も運動もできた。
ちょっと天然なきゃらもウケて、
すぐにテテの周りには友達がいっぱいになった。

わたしとテテははじめのうちは絡みがなかった。

テテが転校してきて、半年くらいたったある夏の日。

夏休み前で

わたしは通知表を受け取った。

「わあ！！すごい！！やっぱりAちゃん、全部『優』だね！！」

A「ちょっと、後ろからのぞかないでよ！！！」

のぞいていたのは、パク・ジミンである。
ホソクとの共通の友達。

彼とは小学生の頃から親しかった。

JM「なんで、Aちゃん、頭いーんだから、かくさなくても、、、！」

わたしとジミンがぎゃーぎゃー言っていると、

人懐っこい笑顔で
テテがやってきた。

TH「お前、頭いいんだ？」

いきなり『お前』って、、、

他の友達はみんなわたしのことAちゃん、とかAさんと呼ぶのに。

当時少しおてんば娘だった(笑)わたしはすぐに言い返した。

A「お前って何よ！！あんた！！！」

テテはびっくり顔。

だけどすぐに
TH「お前、面白れぇやつだな。A！！」

と、四角い口でニッと笑った。

これが、テテとわたしが初めて話した日だった-------。