不可解 ページ25
A「どうして。。？」
この時間ホームは人通りが少ない。
もの寂しい。
それに拍車をかけるようなホソクの意味不明な言葉。
寂しくて
辛くて、、、
A「どうして、そんなこと言うの？、、、、
二度と、あえないなんて。。。」
涙があふれてくる。
ホソクが切なげに見つめている。
そしてわたしの両手をしっかりと握ってこう言った。
JH「Aちゃん、俺ね
実は仕事、
--------クビになったんだ。」
--------
え？
言葉を失った。
だって、仕事は順調だって。。。。
JH「昔から俺ってこうなんだよ。何やってもダメで。
落ちこぼれ。」
そんなこと言わないでほしい。
JH「Aちゃんは、、、雲の上のヒト。」
A「そんなことない！！！！！」
つい大声が出てしまった。
ホソクはびっくりした顔をしている。
A「ホソク、がんばってよ！！
わたしだって色々あって
毎日大学行くの辛いんだよ？
それでも歯を食いしばって、がんばってるの！！
------わたしが、のうのうと苦労もせず生きてるみたいな言い方しないで！！！」
あ、
わたし最低だ。
結局、今辛いホソクをかばう言葉より
自分を守る言葉を並べてる。
最低だ------。
でも、
事実。
辛いのはホソクだけじゃない。
A「ホソクはおかしいよ。こんな自分なんか、って自分を卑下してばっかで。」
言葉が
止まらない。
A「わたしは、、、わたしは、、、！！！」
自分の声に興奮して、止まらない。
そんなわたしのおでこに手を当てて
ホソクは本当に
優しい目で
うなずいて
そして微笑んだ。
JH「Aちゃん、、、、
ありがとう。」
もう一度ぎゅっと抱きしめられる。
今日会った時と同じぐらい強くわたしを抱きしめる
ホソクの顔は見えないけど、
明らかに涙声で、、、
JH「Aちゃん、、、、俺のために泣いてくれてありがとう。
---------大好きだよ。
だけど、今日が最後。
もう会っちゃいけないんだ。
Aちゃんのために。。。。」
わからない。
ホソク、
あなたは一体
---------何がしたいの？
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作者名：life | 作成日時：2016年11月23日 16時
