30 声が、、 ページ30
外の世界は不気味だった。
元々災害の多い国日本だ。
大災害に備えて作られた建物は全壊は少なかったが、
部分的に焼けて火の粉が飛んでいた。
校舎は上階が燃えていたが、崩れてはいない。
さすが技術の国、日本。
後ろからずっと静かだった 小峠くんが話しかけてきた。
小峠「おーい、誰かの声がする!
女の声!」
生存者!?
みな、振り返った。
ジンさんがずっと繋いでくれていた私の手を強く引いた。
SJ 「A、地下鉄までみんなと先に走れ!」
A 「え、、。」
正義感の強いジンさんだ。
きっと助けに行くに違いなかった。
A 「いやだ、、、私も一緒に、、、。」
その時、ジンさんは力づくで私を
テテさんの方へ突き飛ばした。
SJ 「テテ!」
TH 「!」
SJ 「Aを、頼む!!!」
私はテテさんに捕まえられ、
引きずられていった。
ジンさんは走って
行ってしまった------。
私はテテさんに引っ張られて
泣きながら
地下鉄へ------。
その時
背後から
爆発音!?
A 「ジンさん!!!」
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作者名:life | 作成日時:2017年3月9日 14時