15 恋 ページ15
昔、タケル兄とまだ一緒に暮らしていた頃、
近所に女の子の幼友達がいた。
その子はわりと恋多き子で(汗)
中学生だった当時、結構色んな男の子を次から次に好きになるタイプの子だった。
名前は竹村桐子で、今はモデルさんやってる。芸名はきゃりー。
きゃりーはいつも言っていた。
きゃりー「Aたん、恋するとね、胸がきゅーってしまるの。」
A「え?そう。。」
きゃりー「その瞬間がたまんないのよね〜。
だから、女の子はやめられません!」
A「わかんないなー。そんな気持ちになったことない。
男子のどこにきゅーってなるの??」
きゃりー「まだAたんは出会ってないだけだよ。
そんな人に。
いつか
出会うといいね!」
--------これか、
きゅーって。。。
私
ジンさんのこと
好きになっちゃった。。。
SJ「どうしたの?
大丈夫だよ。
具合悪くなっても近くにいるからね?
ちょっとご飯作ってくるね?」
そう言うとジンさんは、私のほっぺをなでて
キッチンに向かった。
はあ、、、
ため息が出てしまう。。。
やさしすぎる。。。
こんな人
いるんだ。
ジンさんはお母さんではなくて
今は
大好きなヒト------。
やばい、
どうしよう。
と、
そこへ
グクさんが帰ってきた。
SJ「おう!グク。」
JK「ジン、先に戻ってたんだ。
何か作ってるの?」
SJ「うん。おかゆ。
Aに食べさせようと思って。」
JK「A寝てるの?」
SJ「うん。
グクも食べる?」
JK「いいよ、俺は。」
2人の会話とジンさんの料理を作る音が聞こえる。
安心して
私はうとうとまどろんだ-------。
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作者名:life | 作成日時:2017年3月9日 14時