戦火のROSE -4- The final (ページ31)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:21,096 hit

スーツページ31

しっかりとした

スーツを着込んで

現れたのは

テテ

間違いなくテテだった---------！！

A「！！！(テテ！！！)」

声は出せなかった。

TH「A、、、。」

テテの手には

お見舞いの

花束だろうか？

でも
お花が

紅い薔薇の花束------。

素敵。

テテはわたしの横たわるベッドサイドに椅子を持ってきて
座った。

TH「A、

あんなひどい言い方して

本当にごめん。」

深々と頭を下げられた。

TH「俺、Aの気持ち

全然理解してなかった。」

テテ
キレイな顔だった。

TH「A、
ずっと

俺の事忘れずに

まっててくれたんだよね？」

そう。
自覚なくても

わたしは

テテ以外無理って
思っていた。

わたしの中の

紅い薔薇を

守っていた-------。

TH「A、俺さ

ガキの頃から

ずっとAに

結婚したい、したいって言ってたよな？」

照れ笑いするテテ。

舌をぺろりと出した。

思い出してくれたんだね-------。