幸せなら ページ22
冷水で目が覚めていたが
また
ぼーっとしてきた。
手首に当てたナイフ。
少し
ためらっていた。
「ほらね、言ったでしょ?」
-------!!!!!!?
また
意識が鮮明になった。
A「うそ、、、、。
どうやって、、、!?」
風呂場の入り口に
奴が
ジョンハン君が立っていた。
YJ「記憶喪失の彼と
うまくはいかないって
その通りだったでしょ?」
あわてて
身体をかくした。
YJ「ははは。
大丈夫だよ。
襲う気なんて
さらさらないから。」
バスタブのすぐ横にしゃがみこんできた。
YJ「死にたい?」
---------。
YJ「つらいよね?」
------------。
YJ「俺と一緒にいたら
こんな目にあわなくてすんだのにね。」
そうだろうか。
YJ「彼、
きっと
Aの気持ちをもてあそんだだけだったんだよ。」
!
YJ「Aのすべてを背負う覚悟のない
ただの
意気地なし。」
ナイフを持つ手に力が入った。
YJ「結局は
カラダだけ奪って------。
ひどいやつ。」
言わないで------。
YJ「A、
あんた
騙されたんだよ。」
A「やめて!!!!」
奴は
じっとのぞき込んで
笑っている。
YJ「信じたくないよね?
でも
これが現実------。」
やめて、やめて、やめて!!!
すると
奴の手が
すっと伸びてきて
わたしの頬をつつんだ。
その手は
氷のように
冷たかった。
YJ「A、俺は
Aの幸せを第一に考える。
Aが
死にたい
死んだ方が
幸せっていうなら--------
手伝ってやるよ。」
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作者名:life | 作成日時:2017年2月23日 19時