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水 ページ21
考えても考えても
行先は思いつかなくて。
色々考えて
出した結論は
こうだった。
A「ただいま。。」
1Kのわたしの部屋。
鍵はあいていた。
でも
奴はいなかった。
鍵を内側から閉め、
奴が入って来れないように
ガムテープを扉に貼り、
チェーンロックをかけて
わたしは
一人
お風呂に水をため始めた。
手に持っていたのはコンビニの袋。
買ってきたのは
カッターナイフ-----。
引き出しを開けると
頭痛薬がまだあった。
それを
大量に
飲み込んだ-----。
お風呂の水がいっぱいになった。
わたしは
素っ裸で部屋を歩き回り
最後に
ライオンのキーホルダーを手に取って
カッターナイフを持って
お風呂に
向かった。
水は冷水。
足をつっこむと
鎮痛薬で少しぼーっとし始めていた頭が
びっと
しっかりした。
生きている。
そう感じた。
水に
沈む。
ライオンはわたしの胸元。
一緒に
水につかる。
A「おばあちゃん。。。」
冷たい。
A「お父さん、、、お母さん、、、」
冷たい。。。
A「--------ごめんなさい。」
わたしは
カッターナイフを
手首に
当てた。
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作者名：life | 作成日時：2017年2月23日 19時
