検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:30,651 hit

それから ページ28

建物の外は寒かった。



A「さむい!」





わたしが小さく叫ぶと



TH「これ、

はい!!」



テテはポケットにつっこんでいた自分のニット帽を

わたしにかぶせてくれた。



A「あ、、、、ありがとう?」





TH「耳を覆った方がいいよ。」



そういうと
ぐいと帽子を引っ張って深くかぶせてくれる。





TH「どう?

あったかい?」






のぞきこむテテの切れ長だけど
優しい瞳---------。




やめてよ。

こんなことされたら、、、、、

ますます




好きになっちゃうじゃん。。。。




あわてて下を向いて
目を合わせないようにした。






A「ありがとう。。。

うん、

とても暖かい。」






テテはくすっと笑った。




あてもなく庭を歩き回りながら
ぽつりと聞かれた。



TH「あのさ、A?

俺たちって


昔からこうして一緒にいたんだよね?」




きゅんとした。




TH「俺は、、、、、


その頃の俺は

Aとどんな話をしていた?」



思わず
テテの横顔を見つめた。


まっすぐ前を向いて
でも慎重に言葉を選んで話かけてくれているのはわかった。






A「テテはね、、、、、

自然のはなし、、、、

宇宙の話し、、、、


よくしていたよ?」



うなずくテテ。



TH「それから、、、、、?」







それから、、、、

そう。


わたしの悩みを時々聞いてくれて


今みたいに
そばにいてくれて


わたしが喜びそうなこと
色々してくれて



いつも

大好きだよ、


って



言ってくれてた----------。








大好きだよって----------。






胸が苦しくて
言葉が出てこなかった。

爆発→←引け目



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , リケジョ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:life | 作成日時:2017年2月15日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。