Virginal 4 (ページ2)

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事情聴取ページ2

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翌日

美「へぇ～。

本当にそんな出会いがあるんですね～」

予告通り事情聴取という名のランチタイム

美「でも、ホント羨ましいです。

家に帰ったら、あのイケボで

囁いてもらえるんですもんね～」

『イケ…？まぁ、うん。そーだね／／／

囁いてはいないけど』

美「いいな～。

昨日の蒼井さんもカッコ良かったしな～

あそこまで言ってくれる彼氏なんて

なかなかいないですよ？

愛されてますね～」

『う、ん／／／

そーだよね、本当にありがたいよ』

美「てゆーか、テレビで見るより

背高いんですね～。意外と男らしかったし」

『よく言われるらしいよ笑

そーいえば、美里ちゃんと安本くんは

翔太くんの事知ってたんだね』

美「はい！テレビでも見ましたし。

でも私の場合は……これです！」

携帯を操作して

出てきた画面を見せてくれると

『ん？あ！カフェキュイだ』

美「ふふっ最近はまっちゃって

蒼井さんに囁いてもらってますよ笑

推しは響平さんですけど」

『あはは、なるほど。

でも意外だったな、美里ちゃんが

恋愛ゲームやるなんて、

安本くんもいるのに』

美「それはそれ、これはこれです

たまには現実以外で

ときめきたいじゃないですか！

って、A先輩やってないんですか？

彼氏出てるのに」

『う……いや、なんてゆーか

翔太くんが皆に甘い言葉を言ってるのが

嫌とゆーか……

私は現実の翔太くんで十分だし』

美「……A先輩、可愛すぎでしょ。

てゆーか、ホントは恥ずかしいだけ

なんじゃないんですか～？」

『え？／／／』

美「分かりやす笑、

彼氏のお仕事は

ちゃんと知っておかないと～」

『他のは見てるし聞いてるよ！

でもそーゆーのは無理なの！』

美「いっつも囁いて貰ってるって

言ったじゃないですか」

『言ってないよ！／／／』

美「後でとっとおきの

聞かせてあげますね」

『だから無理だって／／／』

美「どれがいいかな～？」

『美里ちゃん～。勘弁してよ』

私の意見は無視なの？

これでも先輩なのよ？

美「あ、ほら先輩。早くしないと

午後始まっちゃいますよ」

『え？あぁ！ホントだ！』

モグモグと急いでお弁当を食べ進める

私はこの時知らなかった

美里ちゃんからお勧めされる

翔太くんの激甘ボイスに

悶絶する日がくるなんて……

それはまた、別のお話