11 Schmetterlinge, Blumen ページ11
結局城内案内はシャオロンさんとロボロさんがしてくれるらしい
ほかの幹部さん方はまた別の時間に相手してくれるとの事
sha「……んで、彼処が訓練所。むっさくるしい軍兵ばっかやから行かん方がええよ」
背中の羽根は不自然だが総統に借りた外套をかけている
正直違和感だが我慢だ
天使なんてものは矢張りいないのが当然な世界とのこと
rb「その羽ってしまったり出来ひんの?
まえに本で読んだ天使とかは人間に化けて
人間界に降りてくる、なんて見た事あるんやけど」
『どうなんでしょう…?
試そうとしたことないですね』
「念じてみたら?」なんて言われ《収まって》なんて念じてみるとそっと外套は地に落ちる
背中の違和感は無くなりまた少し身軽になる
sha「しまえるんや!なんでもありやな!」
チートなんてはやし立てられてまた髪をぐちゃぐちゃに撫でられる
『人間に見えますか?』
なんて無邪気に彼等に聞くと彼らは頷き「人間にしか見えへんよ」とまた撫でられた
ここに来て沢山撫でられてるなぁ
温かいふわふわとした感覚を私は知ってしまった
その後総統の外套に腕を通しブカブカとしたまま裸足で城内を駆け回った
シャオロンさんが肩車をしてくれ、ロボロさんは小柄なのにとても力持ちでひょいと軽く抱えあげてくれた
rb「A、俺の事ロボロって呼んでや!
敬語も無しで」
sha「なにずるいことしてんの?するなら俺もシャオちゃんって呼んでや」
『でも幹部さんを呼び捨てって言うのは気が引けるというか……』
rb「何言っとるんや!Aはこの国の言わば姫さんみたいなもんやで」
「遠慮なんていらんやろ」とシロツメクサで作られた花冠を頭に乗せてくる
んんー姫なんてだいそれたもんじゃないんだけどなぁ……
『じゃあ、ロボロとシャオちゃん……』
sha「はあい、なーに?A♪」
rb「んんんー可愛いなあー!」
2人と別れるまで蝶よ花よと可愛がられまくった
12 Leidenschaftliche Rose→←10 Indirekter Kuss
1189人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レオン(プロフ) - ろろいきこさん» あっ…そんなこと言ってくださると続き書かざるおえないですね笑笑 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 9325e60ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ろろいきこ - ヤットミツケタァ…前に読んで印象に残ってたんですよ…ところで文才はいくらで売ってくれますか?()(訳:大好きです) (2021年11月14日 17時) (レス) id: 0e7ea3b6eb (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - そうなんですよ〜。でも、現実は厳しかったです!いつか椎名さんみたいにランキング上位に入るよう頑張ります!! (2021年2月15日 19時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - かみぶくろさん» えぇ?!ほんとですか〜!嬉しいです!!ありがとうございます( ´ ` ) (2021年2月15日 16時) (レス) id: 9f62c09765 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 本当ですか?!ありがたです!僕、椎名さんに憧れて小説書き始めたんです! (2021年2月15日 16時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椎名 x他1人 | 作成日時:2021年1月13日 23時