【イナイレ】悪戯少女と猫被り少女。【不動明王】【基山ヒロト】 (ページ10)

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★７話：11人目ページ10

～Aside～

｢テレビ局に入るの初めてだよ…｣

私たちは今奈良シカTV局に来ている。
宇宙人の映像の発信源がそこであることが分かったからだ。
奈良シカTV局の屋上からは禍々しい空気が漂っていた。

エレベーターで屋上に向かうと
本当にヤバかった。
語彙力失うほどヤバかった。

｢えっ、なに？今から何か召喚でもするの？｣

『そんなわけないでしょ、オカルト鑑賞でもしに来たわけじゃないんだから』

私がボソッとリリに聞いたら的確に突っ込まれた。

｢やばい動いてる動いてる！ソフトクリームが動いてる！｣

そんな私の声が微かに聞こえたのかどうかわからないけど、心無しかみんなの肩が震えている

円｢レーゼ！｣

ソフトクリームさんの名前はレーゼというらしい。
独特なユニフォーム姿に抹茶色の髪の毛…
フッと馬鹿にするようにこちらを見てくる。

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色々理由あって勝負をすることになった。
こっちが試合を申し込んだけどエイリア学園側は拒否。
理由は明確、｢1人足りない｣からだ。

だけど

？｢11人目ならここにいる！｣

総理大臣の娘…財前塔子が11人目と名乗り出た。
いつの間に着たのか雷門中のユニフォームをしっかりと着て。

秩序マニアのソフトク……レーゼは試合をすることを許してくれた。

サッカーができるのはもちろん分かるけど一人の女の子だから塔子が出るのはかなり心配。

怪我なく試合が終わってくれればいいけれど…。