°10話目:離脱。 ページ13
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〜リリ視点。〜
やっぱり…失敗なんかじゃなくて、わざと…？
監督の発言を聞いて確信した。
一度のミス程度で要のエースストライカーを外すわけが無い。
この試合、あまり怪我人が出なかったのも監督のお陰だ。
それに、エイリア学園っていう学校は総理大臣を誘拐して、財前塔子ちゃん率いるSPフィクサーズ…？だっけ？？
そんな名前のチームと戦った。
もしかしたら…エースストライカーって言われてる豪炎寺君も弱味かなにか握られてる…？
これだけ有名なら、相手校が放っておくわけない。
それに、エイリア学園は誘拐やら校舎破壊やらしてるって聞くし、そんな手段を使っててもおかしくない。
……まぁ、私はそんな奴等、大っ嫌いだけど。
�犢覬蟷�君は必要ないと判断したのよ。��
いや…公に言えない�牴燭��瓩�あるよね。
それに瞳子監督も気が付いてる。
…ちょっと探ってみる、かな。
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───
円堂君達が話終わり、豪炎寺君が一人になったのを見計らって、話しかけることにした。
『あ、豪炎寺君！』
「なんだ。」
『ちょっと、話そうよ。』
暫くボールを蹴りながら今までの話をそれとなく聞き出すことに成功。
妹が最近目を覚ましたらしい。
可能性があるならその妹さん、かな。
チームにも秘密にしてるって事は言わない方がいいはずだし、言わないでおくか。
『ありがとね！豪炎寺君！そっちでも頑張って！応援してる！』
「ふっ…来たばかりなのにすまないな。そっちは頼む。」
『いいけど、また会ったらアイス奢ってよ〜？』
「嗚呼、会えたらな。」
後ろ姿を見送ると、そっとキャラバンに戻る事にした。
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あの監督、面白いよなぁ…。中々好きだわ。
秋「あっ、十倉さん！急に参加する事になって大変だと思うけど、がんばってね！」
『へっ？あ…うん！ありがと！』
春奈「しかも選手って、かっこいいですね！！」
夏未「…まぁ、せいぜい足を引っ張らないでちょうだい。」
マネージャーちゃん達、すっごく可愛いけど…。
�狠砲釦擦喃笋辰特僂困�しくないわけ？？��
�犲�分が可愛いとか思ってんでしょ？��
�爬；；； 弔Δ兇い里茵�そういうの！��
……いずれ、嫌われちゃうかな…。
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作者名：臨音 , 天然の砂糖水。 x他1人 | 作者ホームページ：ないよ
作成日時：2018年2月3日 20時
