カフェ､磯貝との出会いの時間ー１時間目 ページ5
Aさんは俺のバイト先の常連客だった。中一の春から夏にかけてよくお店に来てくれたんだ。
それはお母さんが死んだ直後くらいの時だった。
いつも一人で来てて、嬉しそうに店の奥の方の席に毎回座っていた。
何故か窓際の席は凄く嫌がったのを覚えている。
バイト内でも結構彼女の話で持ち切りだった。
そりゃあ仕方ないよね
店長除く男子６人の中で彼女いるのは一人だけだったし、
白くて細い腕､脚。綺麗な肌､スラッとした女子にしては高い身長。
おまけに可愛いくて､下ろしてるサラサラの髪は、男子ならやっぱりキュンとしてしまう。
美人だったり可愛い人とかは､大抵彼氏とか､友達数人とかと群がって来る。
なのに彼女は、いつも一人だけ。凄く安心したような表情で､奥の席に座る。
店員と話すときは､いつもニコニコ。
下心ありまくりな男子店員を相手に､フワフワ話してくれる。
そんな彼女は、まさに絶好のチャンスであり､俺達男子の憧れの的だった。
俺は当時､まだ話したことはなかった。
常連のお客さんの女性の相手をしていると､なかなかオーダーを取りに行けなかったからだ。
俺も､やっぱり彼女に興味はあった。
周りの男子の話を聞くと､誰も個人情報何一つ聞き出せていないようだった。
何しろ､そんな事を聞けるような感じじゃないと､頬を染めた男子達がボーッとした顔で話すのだ。
女子の皆さん､気持ち悪いとか言わないでくれ。これが男子と言うものなのだ。←
さすがに俺もそれ見て引いたけどさ←
ある日､たまたま俺が呼ばれた所が彼女の所だった。
俺を見て､ニコッとする彼女。
こりゃ男子が騒ぐわけだ。
「ご注文は？」
『blackの珈琲と､カカオ74％チョコケーキのミニお願いします』
見た目の割にあんまり甘くないの選ぶんだな
『いつも同じですよ』
「え？」
『(ニコニコ)』
「・・・声に出てました？」
恐る恐る聞くと､彼女はぷふっと言い､あははっ！と元気良く笑いはじめた。
『あっははは！ふふ、そんな顔､しないでっ・・・ふふふっ』
口元を手で隠すようにして笑う彼女が可愛いすぎて､でも何故笑われたのかよく分からなくて､
何も言えず突っ立ってた。
ここ､座って！と四人用テーブル席の彼女は自分の前の席をポンポンと叩く。
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美杏(プロフ) - SHEI☆さん» 返信遅くなってすみません（汗）ありがとうございます！なかなか更新出来なくてごめんなさい(><)ご期待に応えられるよう頑張ります！！ (2018年2月12日 22時) (
レス) id: e6c4c3fd05 (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆(プロフ) - 面白いっ！(っ´＞ω＜))ω＜`) これからも頑張ってください！(o・ω・o)!!!!!!!!!! (2018年1月14日 15時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
美杏(プロフ) - ツンデレ様さん» ・・・？と、おっしゃいますと？ (2018年1月9日 17時) (レス) id: e6c4c3fd05 (このIDを非表示/違反報告)
ツンデレ様 - 私の名前w (2018年1月7日 19時) (レス) id: dce25d3fc6 (このIDを非表示/違反報告)
雪華@渚&カルマが大好き♪ - 美杏さん» 雪華は、大丈夫です。 雪華の作品の題名は、[暗殺教室] 本物の暗殺者が3年E組にやって来た!? と僕をトリップさせた扉の先は… の２つです。 ２つの作品は、別の物語です。 是非とも２つの作品を読みに来てください。 (2018年1月3日 19時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美杏 | 作成日時：2017年8月10日 22時
