切れる時間 ページ15
業side
『でも、カッコイイとは思うよ、身長も高くてスタイル良いし』
Aちゃんがさらりと言った。
その瞬間顔に熱が集まる。
・・・このお嬢様は一体今まで何十人の心を射止めたんだろう。
それも自分で意識したわけじゃなく。
てかさ、俺がAちゃんの事好きって知ってんのにそれ言う？
こんな台詞、今まで何回も言われた。
毎回何とも思わなかったのに、Aちゃんは何かこう・・・グッと心に来る感じ。
こりゃ好きにならないとか無理。天然タラシのツンデレとか最強じゃね？
はぁー・・・顔が絶対紅いだろーな、絶対見られたくないわ
『カルマ？』
そんな俺の気持ちなんて気にもせず、俺の顔を覗き込むAちゃん。
バッと顔を反らす。
・・・あぁもう。
「いきなりとか、反則だから・・・｣
顔を反らしたまま言う。
『えっと・・・ごめん、何が？』
はぁー・・・やっぱ無自覚か。
「気づけって・・・｣
ここで察して欲しかった。
『え、何の話？』
Aちゃんが動揺したような声で言う。
すると、俺の腕に柔らかい感触がした。
俺は、くいっとその力に引っ張られて、ついー・・・
『カルマ・・・？』
Aちゃんの方に振り返ってしまった。
『・・・え？』
真っ赤な俺の顔を見て、Aちゃんは驚いたように俺を見つめる。
・・・ダッサ、俺。
もういいや、全部言っちゃお。
「・・・本当鈍感だよね、Aちゃんって。｣
Aちゃんは、まだ状況がよくわからずにキョトンとしてる。
「大体自分の事好きだって知っててその言い草？期待するよね、そういうの。｣
ようやく言ってる意味が分かったようでハッとした。
『あ、う、そういうつもりじゃなかった』
Aちゃんがパッと俺を掴んでいた腕を離す。
「知ってる。でもさ、不意打ちとかずるくない？｣
『・・・何かごめん』
オロッとするAちゃん。
すると俺の中で何かが切れた音がした。
それはドSスイッチか、それともー・・・
理性か。
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美杏(プロフ) - 雛乃さん» 確かに、あまり読者様の気持ちを考える事が出来ていませんでした（汗）謝罪は、諸事情によりこれからも続けてしまうと思いますが（ごめんなさい！）、それを極力避けれるようにしていきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました！！（語彙力なくてすみません (2017年8月11日 21時) (
レス) id: e6c4c3fd05 (このIDを非表示/違反報告)
雛乃 - 作品はとても面白くて好きなのですが作者様の謝罪や番外編、突っ込みで気持ちが一気に冷めてしまいます。番外編が好きな方もいらっしゃると思いますが少し減らして頂きたく申し上げます。 (2017年8月11日 15時) (レス) id: ef60a1df7b (このIDを非表示/違反報告)
美杏(プロフ) - わーたんさん» すみません、パスワード忘れてしまったんです・・・もう阿保ですね、どうしようもない。でもアドバイスありがとうございます！！ (2017年8月11日 8時) (レス) id: e6c4c3fd05 (このIDを非表示/違反報告)
わーたん(プロフ) - パスワードのところにこの作品のパスワードを入れてみてはいかがでしょう？入れたら「作品を関連付ける」見たいな項目に黒い四角が入ってなかったら、クリックすればいいと思います。入ってたら一回解除してからもう一度クリックすればいいと思います。長文失礼しました (2017年8月9日 9時) (レス) id: 904f2d8d36 (このIDを非表示/違反報告)
美杏(プロフ) - ありがとうございます（泣）でもこんな時にスマホ没収されて・・・でもなるべく続編早く作りますのでお待ちください！ (2017年8月4日 16時) (レス) id: e6c4c3fd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美杏 | 作成日時：2017年3月28日 17時
