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jm『 ヒョン！ 何が...っ 』
タイミングが悪かった
キスをされた瞬間、慌てて入ってきたのはジミンくんだった
さっき突き飛ばして落ちた音を聞いて駆けつけたんだろう
jh『 ...どうしたジミナ？ 』
jm『 あ、いや、その...さっき物音がしたから、なにかと 』
jh『 あー...大丈夫だよ 何もないから安心して！ 』
ぱっと笑顔に戻るホソクとは違い
気まずそうに目を泳がせるジミンくんは
俺をチラチラと見ている
今は正直、目を合わせるのはしんどい
rm『 どうした？ ...ホソク、腕から血が 』
少しありがたいタイミングで入ってきたナム
俺の目の前にある彼の腕を見て驚いていた
さっき突き飛ばしたときに腕を怪我したらしい
床を見れば少し血が付いているのが分かる
jh『 あー、大丈夫！ あとで絆創膏でも 』
rm『 いや、その量はダメだ 手当てしないと 』
jh『 だから大丈夫... 』
rm『 ホソク 』
jh『 ...わかったよ 行くから 』
俺の元から離れたホソクは
なぜか一切俺のほうを振り向かずナムと部屋を出ていった
『 っ... はあぁ... 』
扉が締まれば一気に体が重く感じはじめる
恐怖と嫌悪感が爆発しそうな勢いだ
jm『 Aさん... 』
部屋の隅で立っていたジミンくんは俺と少し距離を置いて座る
jm『 大丈夫、ではないですよね... 』
『 まあね... 』
きっと気を使っているであろう彼は
言葉を探そうと必死な顔をしている
俺は天井を見上げたまま、しばらく沈黙が走る
あのホソクは本当に苦手で、そして嫌いだ
気持ち悪いくらいの笑顔のホソクと
不思議と守ってやりたくなる弱気なホソク
どっちが本当の彼なんだろう
考えれば考えるほど分からなくなる
しばらく一人で混乱していれば
ジミンくんが口を開いた
jm『 あの、Aさんは
ヒョンのこと、嫌いですか？ 』
。
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Re:(プロフ) - sokeiさん初めまして！ホビペンの者です。一気に読ませていただきました。胸がぎゅぅうううとなりました…(泣)素敵なお話をありがとうございました！ (2018年9月24日 18時) (
レス) id: d4336165cb (このIDを非表示/違反報告)
sokei(プロフ) - 楓音。さん» 最後までお読みいただきありがとうございます！遅めですが更新していきますのでぜひよろしくお願いいたします！ (2018年8月26日 15時) (レス) id: cd70f8d6a2 (このIDを非表示/違反報告)
楓音。 - 完結おめでとうございます！ とても素敵な作品でした。とても好きでした！自然と涙が出る内容だったし、ホソクのことをより好きになりました笑 違う作品など、楽しみにしてます。 (2018年8月26日 3時) (レス) id: 34121be4a7 (このIDを非表示/違反報告)
sokei(プロフ) - テェギさん» ありがとうございます！最後までお読みいただきとても嬉しいです！ (2018年6月21日 17時) (レス) id: cd70f8d6a2 (このIDを非表示/違反報告)
テェギ(プロフ) - おつかれさまでした！とても素敵な作品でした(>人<;) (2018年6月21日 15時) (レス) id: 59032997b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sokei | 作成日時：2018年5月8日 1時
