希望

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jn『 そっか、ジミナは昨日会ってるんだ

ジンです、よろしく

にしても、イケメンと付き合ってるなんてやるなあ 』


『 えっ 』


後ろを振り返ると黒髪のジンという男が俺を下から上まで見ていた

俺の本能が危ないと言っているようにも思える


jn『 あ、僕そっちだけどメンバーの恋人取って食いはしないよ

ね、ユンギ♡ 』


言いたくないけど、ハンサムなジンさん

そっち系だった...

ユンギと呼ばれるライトブルーの彼を自然と見る


sg『 さりげなく俺を巻き込むのやめてください、ジニヒョン

...ユンギだ、俺そっちじゃないからな 勘違いするなよ 』


必死な様子で睨んでくる彼の目が痛い

目を逸らせばユンギのさらに痛い目を感じる

その目を避けるようにジミンくんの方を向けば

イケメンが座るソファーの前に座る

大きな目で見つめてくる彼と目が合った

目が合えばはっとした顔をし視線を逸らされる


th『 ジョングギ〜 挨拶はしなさい！ 』


わしゃわしゃと頭を掻き回されれば

嫌そうにその手を払い口を尖らせる

そのまま俺に向く大きな目


jk『 分かってます！

...ジョングクです 』


挨拶すればすぐに逸らされる

人見知りなんだろう

少し、というよりだいぶキャラと容姿が濃い人たち

芸能人だからとわかっているが、慣れない自分がいるのも納得



『 ...さっきも紹介されました、Aです

昨日の今日なんで、何が何だか分からないのが本音ですが

暫くの間、よろしくお願いします 』


俺の新たな生活が始まった








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