▽チート個性 05. ページ10
僕が目にしたのは
“扇から無数の桜の花が高く溢れだし、咲き乱れている光景”
そんな光景を見たら、誰だって目を疑うだろう
でも…
『綺麗……』
神「(ﾆｺｯ そうだろ？
でも君の個性はここで終わりじゃない
扇を見てみてよ」
『扇…？……！？』
いつの間にか桜の雨が止まっていて
また僕は目を疑った
僕が持っていたのは扇だったはずだ
なのに僕の手には扇など何処にもなくて
あるのは僕の身体の前に宙に浮く辞典のみだった
『辞典…？』
神「そうだよ
うーん…試しに好きな熟語を言ってみてよ」
『熟語？…分かった…』
僕の好きな熟語…
『…幸福…』ﾎﾞｿｯ
僕がそう呟いたときだった
辞典がペラペラと高速でページをめくり、僕が呟いた幸福の意味が書いてあるページを開いた
そして辞典から緑色の光が飛び出し、まるで地球全体を包むように大きく広がった
『今…何が…』
神「…君の一つ目の個性、それは
“熟語”
この世の全ての熟語を口にすることでその熟語の意味に基づいた異能が発動し、特定の相手に受けさせることが出来る
君の新しいお父さんの個性、四字熟語より範囲が広いよ」
『…熟語全て…つまり二字熟語、三字熟語、四字熟語…全て異能として使えるってこと？』
神「うん、そういうこと
もっと言えば、君の個性は人を助けることも出来るけど
逆に人を簡単に殺すことだってできる
勿論、地球もいつでも破壊できる」
『……さっきの幸福は何の異能が発動したの…？』
神「今、私は世界の人たちがどんな様子で過ごしているかも君と話していると同時に見てるんだけどね
“全世界全ての人が幸福になった”よ」
『え…？』
神「簡単に言うと、
食べ物のない人達に食べ物が現れたり
病で苦しんでいる人達はその苦しみから解放されたし
つまり、その人が望む幸福が叶えられたってこと
君は今、特定の人物に向けて発動してないから全世界の人達に幸福が贈られたんだろうね」
『じゃあ…個性をコントロールすればいいんだよね…？』
神「そう言うことだね
コントロール出来なければ、その個性は使わない方がいい
もし破壊っていう熟語を口に出してれば地球が破壊されかねない」
『大丈夫だよ…？コントロールは僕の得意分野だ
完璧にならしてみせるから』
神「そのいきだよ！！」
僕は無意識に口角をあげていたことは神すら知ることはなかった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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ううう - 質問です！個性にキャパとかってあります？ (11月12日 12時) (
レス) @page17 id: 32aeca8831 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - ガラ○の仮面を買いにいかせるお母さん...!!たしかに気になるけどそれは自分でかいませんかァ？ (2023年1月29日 14時) (レス) @page3 id: 4c1e53102c (このIDを非表示/違反報告)
オー笛(プロフ) - カッパさん» そう言ってもらえるととても嬉しいです！ありがとうございます！楽しんで頂けたなら、私は幸せですwwいつかカッパさんが作品を書かれた時、きっと素敵な作品になると思いますよ！ (2019年5月6日 23時) (レス) id: 69b3072188 (このIDを非表示/違反報告)
カッパ - モブが主人公・・・・特殊ですね！！！オー笛さんの発想がすごいですね！！！もし、私が小説を作ったのならそう言う発想が思いつかないのですごいと思います！！！！！！(・Д・)やばすぎ作者！！ (2019年5月5日 17時) (レス) id: 1b13b300c5 (このIDを非表示/違反報告)
オー笛(プロフ) - ハイキューさん» ごめんなさい！！轟君の個性、そうなっていましたか！？教えて下さりありがとうございます！！すみません！ (2019年1月31日 22時) (レス) id: 69b3072188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オー笛 | 作成日時：2017年10月25日 23時
