My Forever Blue 3 (ページ20)

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『それじゃあお悩み相談一通目に入りますね。"目を開けたまま夢を見よう"さん』

ふふん、って小さく咳払いをするジェヒョン。

『"鐘D、こんばんは。僕は今大学生をやっています。バスケをしたくて大学に進んだはずなのに、なぜか不思議な縁で、最近は毎日研究室にこもって論文を読み漁る毎日です。最初は統率が取れていた研究員達も、今となっては彼女が出来たり、韓国語を勉強し始めたり、ニートになったりと、てんやわんやです。夏休みはもう残り少しなのに、どうすればいいんでしょう？そして、この大学にバスケ部を作る方法はあるんだろうか？"』

Aとヤンヤンが顔を見合わせてる。他人事みたい。

『はあ、大学生は大変なんでしょうね。勉強のことは僕には分からないけど、人間は変化するものだから、適応しなきゃ。だって、リーダーなんでしょ？』

ヘチャンがジェヒョンの顔を見て、くふふって笑う。

『それと、バスケ部を作りたいなら僕に一声かけてください。出資するし、このラジオで宣伝しますよ。そしてもちろん僕もメンバーに入れてもらわなきゃ』

ジャニが大きな音で拍手したから、一緒に手を叩く。
ジェヒョンとハイタッチ。作戦成功、って清々しく言ってる。

「マジで出資してくれるのかな？もしかしてマンゴーのおかげ？」

呟いた。

「聞いてろよ、俺たちまとめて送ったし、読んでくれるはず」

ジェヒョンがラジオを指さした。

『それじゃあ次。"ジョンウのJはジャックラッセルテリアのJ"さん。アンニョン』

お、って少し身を乗り出すジョンウ。

『"鐘Dニーハオ！いつもソウルで楽しく聞いているんですが、今の僕はカリフォルニアに短期留学中。慣れない環境だけど、頑張ってます。というのも、実はカリフォルニアに居る親友に会いに来たんです、それなのに、当の本人は恋愛にかまけて、僕のことをすっかり忘れてるんです"、ヤー、それはひどいですね』

ちょっと、ってジョンウの方を見て抗議。ジョンウは知らん顔してる。

『"そんな僕の友達のこと鐘Dはどう思いますか？やっぱり僕の寛大な優しい心で、そんな彼を包み込み、許してあげるべきですか？"…とのことです。うーん、"ジョンウのJはジャックラッセルテリアのJ"さんの友達を思う気持ちにはびっくりです、正直。僕だったら怒ってしまいそう。その友達、ちょっと薄情みたいだし。その温かい人柄を応援したいので、"ジョンウのJはジャックラッセルテリアのJ"さんには番組オリジナルステッカーをプレゼントしますね』

ジョンウがロンジュンと一緒になって、わーい！って万歳してる。