wayv in the office

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Aside







こうして、あの日を境に、

私はクンさんに中国語を教えて貰って、

たまに紅茶やハーブティーと共に話して、




そして、ある日、



KN｢Aさん、僕の彼女になって欲しい。｣



と、ストレートな告白をされ、









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿今に至る。




でも、私はあの日から疑問だったことがある。





KN｢ただいま〜！はぁ、いい匂い笑｣

『今日はハンバーグ！』

KN｢最高！｣



そんな彼は、同棲する家に帰ってくると、

ハンバーグと分かるなり、ルンルンで手洗いをしに行った。





今日は私が仕事お休みだから、私の手料理。

いつも二人で帰ったら一緒に作るし、

クン哥がお休みなら、彼が作る。





少しして、ニコニコで食卓についた彼に、聞いてみる。



『ねぇねぇ、哥哥はさ、』

KN｢ん〜？｣

『なんであの時、自分は完璧じゃない、って話してくれたの？覚えてる？』



そう言うと、すぐに思い出して、

箸を止めて話し出した。



KN｢自分でもよく分からない。誰にもそんな話したこと無かったんだけど、なんだか話しやすかったのかもしれないね、無意識に気になってたのかも。｣

KN｢あの時、もっとAを知りたいって思って、中国語教えるなんて出しゃばったけど、テキストの方が分かりやすかったね笑｣




…なんか、自分で聞いておいて恥ずかしくなった。




『そんな事ないよ、発音とか、テキストじゃ分からない言葉も教えてくれたでしょ？我爱你！』

KN｢そんな軽々しく言う言葉じゃないからね？笑｣





なんて呆れつつも、口角上がってるよ、哥哥。笑





KN｢ていうか、この関係、いつまで内緒にするの？｣

『え？！だって、バレたら私、いろんな女性社員に恨まれて、消される…』

KN｢そうかなぁ…でも、｣





でも？









KN｢いつかはバレちゃうね、苗字が一緒になる時。｣





…やっぱり、クン哥は完璧だ。








end.

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