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Aside
ある日、いつもあまり使わない資料を使うことになり、
急遽私が資料室まで取りに行くことになった。
が、
『んー…取れない、』
あまり使わない資料というだけに、
見つけたところ、手の届きにくい高い所にあった。
その時、後ろから、｢取りましょうか？｣と声が聞こえ、
振り向くと、そう、今の彼であるシャオジュンがいた。
『あ、いいですか？あそこの右から二番目の、』
任せてください、そう言って手を伸ばす彼、
だが、思ったより高かったようで、
身長がとりわけ高いわけでもない彼には届かなかった。
『…大丈夫ですか？』
XJ｢…全力は尽くしてます｣
こうして、お互い少し微妙な空気が流れた。
気まずくて、目を逸らした時、
少しホコリを被ったパイプ椅子を見つけた。
『…あのっ、これ乗ったら届くと思います！』
XJ｢あ、ほんとだ、｣
そう言って、彼はパイプ椅子を組み立て、
それに乗り、資料を無事取り、
XJ｢取れましたよっ…て、うわぁ！｣
『…えっ！！？』
そう笑顔で言った瞬間、
ずっと仕舞われててもろかったのか、
パイプ椅子が壊れ、物理的に彼が降ってきた。
危ない、そう直感し、目をつぶり、
迫り来る衝撃に備えた。
が、次の瞬間、
頭裏に感じるのは、優しい手の感触、
背中に感じたのは、少し筋肉質な腕、
そして、全身でなにか温かみを感じた。
恐る恐る目を開けると、
XJ｢…すいません、お怪我ないですか？｣
『……こちらこそ！！』
こんな状況下にも関わらず、
その綺麗な目に吸い込まれそうになった。
それを紛らわすかのように、慌てて立って、
『あ、ありがとうございました！！』
そう言って彼の手から資料を受け取り、
慌ててその場を後にした。
どうやらそれから彼は私が気になるようになったらしく、
会社ですれ違うと挨拶したり、そのうち連絡先も交換して、
ご飯も食べにいくような仲になり、
何回目かの食事で薔薇と共に告白された。
.
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ちょんぽむ(プロフ) - nctLoveさん» ごめんなさいめちゃくちゃ返信遅くなりました…。楽しんでいただけてよかったです…！！ (2020年11月29日 15時) (
レス) id: 90aabf5f61 (このIDを非表示/違反報告)
nctLove - ちょんぽむさん» リクエスト答えてくださってありがとうございます！とても面白かったです！シャオジュンの甘々してるのなんて想像するだけでもう…………控えめに言って死にますね (2020年9月14日 23時) (レス) id: 173906b15c (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - nctLoveさん» はい！リクエストありがとうございます！！了解です！ (2020年8月17日 12時) (レス) id: ef65ebc4ab (このIDを非表示/違反報告)
nctLove - ちょんぽむさん» リクエスト大丈夫ですか…？ルーカスカップルとシャオジュンカップルのデートが見たいです！是非よろしくお願いします！ (2020年8月16日 23時) (レス) id: 173906b15c (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - yukaさん» 見たすぎるとはもう嬉しすぎますありがとうございます！！ (2020年8月13日 15時) (レス) id: ef65ebc4ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2020年8月1日 20時
