ウニョクの教訓 ページ35
LT「それの方がドンヘと一緒だし、安心でしょ?」
A「でも…。」
悩むような顔を見せるA。
LT「そうは言っても、休みな訳じゃないから結局夜まで一人にしちゃうけどね。」
肩をすくめて苦笑いする。
YS「別に、彼女も一緒に現場に連れて行けばいいんじゃないのか?」
みんな兄さんイェソンは、突拍子もない提案をしてきた。
SM「ヒョン!それナイスアイディアだよ!」
そう言ってソンミンは指を鳴らした。
SD「でも俺達が彼女を連れて歩くなんて、騒ぎにならないか?」
YS「日本一の女優を連れて歩けるなんて、カッコいい!」
イェソンの思考回路はみんなとは少し違う場所にあるらしい。
KH「でも、こっちのスタジオとか見られるし、Aさんも楽しいんじゃないですか?」
Aは少し考えるような仕草を見せて
A「そうねぇ。楽しそうではあるかな。」
と答えると
RW「じゃあ決まりですね。」
とリョウクが締める。
LT「まあ、こっちにいる間はここ使って貰って、自由にして貰うって事で。」
イトゥクが笑顔で言うと
A「ありがとう。」
Aは小さく頭を下げた。
みんなの話に割って入れなかったウニョク。
自己嫌悪から抜け出せなくてため息をつく。
KH「どしたの?ヒョン?」
キュヒョンが肩を落としているウニョクに小さな声をかけた。
EH「いや…女性が同居する時は…バスルームの扉に気をつけろって教訓だからな…。」
そう言ってキュヒョンの肩をポンと叩いた。
KH「…は…?」
キュヒョンは意味が分からなくて首をかしげていた。
イトゥクの携帯にウォンから連絡が入ると、みんな揃って駐車場へ降りる。
ソンミンは嬉しそうにAの背中を押した。
まるで小学生の遠足みたいな賑やかさ。
朝から高いテンションのまま、彼らを乗せたバスは韓国で一番大きなテレビ局の駐車場へ。
資材を搬入しているスタッフジャンパーを着た若い男の子たち。
バスから降りてくるSUPERJUNIORに挨拶を投げる。
彼らはそれに笑顔で答えた。
いつもならそれで終わりだが、今日は一番最後に女性の姿。
Aは男の子たちを見て
A「御苦労様。」
と声をかけて微笑むと、扉を開けて待っているドンヘに駆け寄った。
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潤羅(プロフ) - 前作といい今作も泣いてしまいましたTT (2012年7月15日 10時) (レス) id: 4f8561ebe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆちょみん | 作成日時:2012年7月15日 8時