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会いたくて ページ22

A「バカッ!」


涙声でドンヘにしがみついて怒っているA。


DH「A…ごめん…。ごめんな…。」


ドンヘはその体が壊れそうな程Aを抱きしめていた。


それぞれの瞳にしっかりお互いを映して見つめあう。


A「会いたかった…。」


Aの頬を小さな涙がこぼれていく。


DH「会いたかったよ…。」


自分の頬にもやっぱり小さな涙が落ちて、それでも長い指でAの涙を払った。


たくさんの人の視線を一気に浴びているのに、そこは二人だけの世界。


約束するよ…


もうためらったりしないって…


今この腕の中にいる君が…


何より大事だと思い知ったから…


下を向いたりしない…


真っすぐ前だけ見て…


君を愛する…


DH「A…愛してるよ…。」


Aは一気に顔を歪めて、ドンヘが涙を払ってくれた頬に、ポロポロと涙を落とす。


聞きたかった…


不安だった…


もう一度…

その言葉を私に言ってくれるのかと…


涙が止まらないAの頬を、ドンヘは何度も拭いてあげる。


DH「いい女が台無しだぞ?」


鼻をすすって微笑む。


A「うるさい…誰のせいよ…。」


ドンヘはそっとAに顔を寄せる。


DH「愛してる…。」


小さな声で再びそう囁くと、Aの震える唇をしっかり捉えるキスをした。


目の前で繰り広げられるラブシーンに少し心をくすぐられたメンバーたち。


照れくさそうに鼻をこすったり、肩を叩いたりして二人の再会を素直に喜んだ。


離れる唇を追いかけるように何度も重ね直す。


合わさる額。

離せない視線。


ドンヘのキスシーンに上げた悲鳴が、ため息に変わる程、二人は幸せそうな顔で身体を寄せていた。

不思議な感じ→←繋がる手


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設定タグ:SUPERJUNIOR , ドンヘ , 妄想恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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潤羅(プロフ) - 前作といい今作も泣いてしまいましたTT (2012年7月15日 10時) (レス) id: 4f8561ebe0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆちょみん | 作成日時:2012年7月15日 8時

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