凄い人 ページ6
俺といる事がAの現実になるのなら…
俺はAの過去も…
その身体も…
全て受け入れる…
雪はドンヘの言葉に泣きだしそうな顔で俯く。
あんた…
凄い人と出会ったのかもしれないわ…
やっと…
Aの現実を…
現実として受け止めてくれる人が…
現れたのよ…
DH「出来るかどうかは…俺にもまだ分かりません。」
そう言って苦笑いするドンヘ。
雪「…ありがとう…。」
雪はそう言って深々と頭を下げる。
DH「やめてください。俺は…俺の心に正直に従っているだけですから。」
小さく震えている雪の肩を軽く掴むドンヘ。
いつもしっかりしている雪を泣かせてしまって、凄く困った顔になっていた。
雪は顔をあげて涙を拭くと、嬉しそうに微笑む。
雪「それじゃ、Aにはゆっくり寝てて貰って、お仕事してきましょう。」
そう言って病室の扉を開ける。
ドンヘは笑って雪について行こうとして足を止める。
DH「あ…ちょっと待ってください。」
自分の左手にしていたブレスレットを外す。
それをAの右手につけた。
DH「戻ってくるまで、ちゃんと寝てろよ。」
微笑んでそう囁くと、ベッドに手をついてAの額にキスを落とした。
雪はその光景を見て思う。
長かった…
随分長い間…
探していた…
本当のAを…
見つけてくれる人を…
DH「お待たせしました。」
ドンヘと雪はよく寝ているAを見て微笑むと、病室を出て慌ただしいスケジュールの中に向かっていった。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆちょみん(プロフ) - >はるちょるさん いつもコメントありがとうございます＾＾ いやぁ…大げさですが嬉しいです/// (2012年7月15日 8時) (
レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
はるちょる(プロフ) - 感動感動です！本当ゆちょみんさんの作品は素敵です！大好きです！ドラマ化してほしいです^^できます！！！でも、自分役の人に嫉妬しちゃいますね(笑) (2012年7月15日 1時) (レス) id: 585b654a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >うーたんさん いつもありがとうございます＾＾ アメブロの方が皆さんアクセスしやすければ戻してもいいのですが…。まだ続きますが、次回作も書いている最中です＾＾ (2012年7月15日 0時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >みやもさん コメありがとうございます＾＾ 読んでくださって嬉しいです♪最後まで見守ってあげてくださいね！ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >まおさん 切ないのはゆちょみんのお得意コースですからｗｗ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2012年7月12日 10時
