張り上げる声 ページ33
EH「素敵な人だったの？」
そう聞かれてドンヘは嬉しそうに微笑んで
DH「ああ…。とても…。」
と答えた。
EH「そっか。俺も会いたいね。」
ドンヘを…
こんな風に笑顔に出来る人に…
DH「妬けるか？」
再び聞いてみるドンヘ。
ウニョクは笑って
EH「ちょっとね。」
と言った。
日本での話と、Aの事を話しながら、ドンヘとウニョクの夜は更けて行った。
Aもドンヘも別々で仕事をする毎日。
でもそれは、ただ場所が日本と韓国になっただけ。
それなのに、どうしても寂しいと言う気持ちがくすぶる。
ドンヘは滞在期間が決まっている韓国でのパンパンなスケジュールを、Aは朝から晩までスタジオでドラマの撮影をこなしていた。
ドンヘが韓国に帰って二日目の夜。
A『どういう神経してんのよ！？あんな下手な芝居に合わせられる訳ないでしょ！』
Aは昔のように我まま全開で大きな声を張り上げていた。
監督と凛の必死の説得を受けながら、Aは棒読みを繰り返してばかりで、少しも改善しようとしない新人女優に怒りがMAXだった。
A『もう少し練習させてから出直しなさい！あんな子に私の相手は100年早いわ！』
そう言って自分の椅子に不機嫌な顔で座る。
椅子の脇に置いてあるAの鞄の中で鳴っている携帯。
A『もしもし！！？？』
怒っていた流れで、つい怒った口調で出てしまう。
突然携帯から流れた怒声に思わず携帯を耳から離してしまうドンヘ。
その声は外にも聞こえていて、傍にいたメンバーはきょとんとしていた。
A『誰よ！！！忙しいのに！！』
一人で怒っているAにため息をつくドンヘ。
とても耳に当てられる状態じゃなくて、困った顔をする。
SM「…相当怖いのは…ホントみたいだね…。」
それを見てたソンミンの呟きに、キュヒョンはポカンと口を開けて頷いた。
A『何！？何も言わないんだけど！イタ電！？ふざけないでよ！！』
一人で携帯に向かってまくしたてているA。
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ゆちょみん(プロフ) - >はるちょるさん いつもコメントありがとうございます＾＾ いやぁ…大げさですが嬉しいです/// (2012年7月15日 8時) (
レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
はるちょる(プロフ) - 感動感動です！本当ゆちょみんさんの作品は素敵です！大好きです！ドラマ化してほしいです^^できます！！！でも、自分役の人に嫉妬しちゃいますね(笑) (2012年7月15日 1時) (レス) id: 585b654a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >うーたんさん いつもありがとうございます＾＾ アメブロの方が皆さんアクセスしやすければ戻してもいいのですが…。まだ続きますが、次回作も書いている最中です＾＾ (2012年7月15日 0時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >みやもさん コメありがとうございます＾＾ 読んでくださって嬉しいです♪最後まで見守ってあげてくださいね！ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >まおさん 切ないのはゆちょみんのお得意コースですからｗｗ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2012年7月12日 10時
