日本と韓国 ページ31
SM「あ…何か思いだして笑ってるよ…。」
KH「いやらしい…。」
ソンミンとキュヒョンの冷たい目線。
DH「なっ…なんだよ！？」
EH「ようは…楽しい訳ね…。」
DH「妬けるか？」
ドンヘはウニョクの顔を覗きこむ。
EH「全然っ！！」
ウニョクは頬を膨らませてシウォンの腕に抱きつく。
EH「俺、シウォナに浮気したから！さよなら！ドンヘ！」
ウニョクの振りでシウォンはウニョクの肩を抱き寄せる。
SW「ごめん…ドンヘ…そういう事だから…。」
DH「ちょっ！浮気反対！」
ウニョクとシウォンのおふざけに乗るドンヘ。
自然と溢れる笑い声が、ドンヘの心を癒してくれていた。
一方…日本では…。
久しぶりの自宅で雪の作ってくれた食事を口に運ぶA。
雪『久しぶりよねー。こうして食事するのも、この部屋も。』
雪は楽しそうな声を投げる。
Aは小さく笑って
A『そうね…。』
と返事をした。
雪『もうすぐ…仮想恋愛も終わるわね。』
そういう雪にAは手を止める。
それでもやっぱり
A『そうね……。』
と一言だけ返事をした。
雪『後悔…してる？』
Aは視線だけ雪に投げた。
雪『この仕事を受けた事を、後悔してる？』
A『どして…？』
Aはフォークを更に置いた。
雪『ずっとそんな顔してるから。』
A『そんな顔って…どんな顔よ。』
そう言って軽く笑い飛ばす。
雪『寂しいっていう顔。』
Aは視線を落とした。
A『ひとつの仕事が終わる時は…そんなものでしょ…。』
雪『それでも、あなたがそういう顔をした事はないわ。』
A『私だって、寂しいと思う事くらい…あるわよ…。』
雪はAをジッと見つめる。
あまり視線を合わせないようにしているのが分かっていた。
雪『この撮影が終わっても、別に一生涯会えないって事ないのよ？』
雪が下手な慰めを言っている気がしてちょっとおかしいA。
鼻で笑い飛ばす。
雪『いつだって会いに行けるし、同じ世界にいれば、一緒に仕事をする事だってきっとあるわ？』
A『そうね…。』
でも…
分かってる…
そんな事は…
そうない事くらい…
ドンヘは…
別れを意識したからこそ…
私に深入りしなくなった…
だけど…
それでいい…
この仕事が終わる日…
ドンヘの悲しみが少なくなるのなら…
それでいい…
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - >はるちょるさん いつもコメントありがとうございます＾＾ いやぁ…大げさですが嬉しいです/// (2012年7月15日 8時) (
レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
はるちょる(プロフ) - 感動感動です！本当ゆちょみんさんの作品は素敵です！大好きです！ドラマ化してほしいです^^できます！！！でも、自分役の人に嫉妬しちゃいますね(笑) (2012年7月15日 1時) (レス) id: 585b654a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >うーたんさん いつもありがとうございます＾＾ アメブロの方が皆さんアクセスしやすければ戻してもいいのですが…。まだ続きますが、次回作も書いている最中です＾＾ (2012年7月15日 0時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >みやもさん コメありがとうございます＾＾ 読んでくださって嬉しいです♪最後まで見守ってあげてくださいね！ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >まおさん 切ないのはゆちょみんのお得意コースですからｗｗ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2012年7月12日 10時
