厳しい一言 ページ25
ドンヘの話に、ユノとチャンミンは戸惑う。
CM「それでも…終わりは来るんです…。ヒョンは帰る場所と、待っている人たちがいる。」
YH「とどまる事は出来ないんだ…。お前はお前の世界があるんだから…。」
別れなければならない…
その日が来たら…
何がどうあっても…
終わらなければならない…
ドンヘは寂しそうに目を伏せて
DH「…分かってるよ…。」
とだけ答えていた。
小さなため息をついて、Aをその腕にしっかり抱き寄せては頭に唇を押しあてる。
DH「分かってるさ…。」
連れて帰れるものなら…
連れて帰りたい…
奪い去れるものなら…
奪い去って…
誰にも渡さない…
俺は…
彼女を愛してる…
ドンヘの想いがとても真剣だったから、ユノとチャンミンはそれ以上何も言えなかった。
3人の会話など知るよしもないA。
ドンヘの腕にしっかり抱き寄せられて、気持ち良さそうに寝息を立てていた。
翌朝。
バタバタと大きな音を立てて二階から降りてきたA。
リビングではドンヘがコーヒーカップ片手にテレビを眺めていた。
A「ちょっとドンヘ！起きてるならなんで声かけてくれないよっ！」
一年に一回あるかどうかの寝坊。
Aはバスルームに飛び込んで、身なりを整えるとすぐにリビングに戻って来た。
ソファの傍に置きっぱなしの鞄を取る。
A「なんで黙ってるのよ！？」
何も言わずにずっとテレビを眺めているドンヘ。
A「ねぇ！聞いてる！？」
Aは腰に手を当てて怒った顔で仁王立ちしていた。
DH「…聞いてるよ。ほら、早く行かないと遅れるぞ。」
すぐに鳴らされるインターホン。
振り返った顔をすぐにドンヘに戻す。
A「なんで機嫌悪いの！？」
そう聞くAにドンヘは立ち上がると、マグを置いてAにハグをする。
DH「いってらっしゃい。頑張って。」
頬に小さなキスを送ると、またソファに座ってテレビを眺めた。
Aはやっぱりバタバタと音を立てて玄関で靴を履くと
A「行ってきます！」
と大声を張り上げて仕事へ出かけた。
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ゆちょみん(プロフ) - >はるちょるさん いつもコメントありがとうございます＾＾ いやぁ…大げさですが嬉しいです/// (2012年7月15日 8時) (
レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
はるちょる(プロフ) - 感動感動です！本当ゆちょみんさんの作品は素敵です！大好きです！ドラマ化してほしいです^^できます！！！でも、自分役の人に嫉妬しちゃいますね(笑) (2012年7月15日 1時) (レス) id: 585b654a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >うーたんさん いつもありがとうございます＾＾ アメブロの方が皆さんアクセスしやすければ戻してもいいのですが…。まだ続きますが、次回作も書いている最中です＾＾ (2012年7月15日 0時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >みやもさん コメありがとうございます＾＾ 読んでくださって嬉しいです♪最後まで見守ってあげてくださいね！ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >まおさん 切ないのはゆちょみんのお得意コースですからｗｗ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2012年7月12日 10時
